俺のフェローたんが一番可愛い! TOP BACK 


俺のフェローたんが一番可愛い!
小柄な娘、
彼女が俺のところにやってきて今日でちょうど、1週間になる。
俺が言うのもなんだが、めちゃくちゃ可愛い。
大きな瞳は翡翠の色で、形のいい唇はつやつやしたロランベリーの色だ。鼻は高すぎず低すぎず絶妙のバランス。
もちろん肌は上等の磁器みたいにきめ細かい。アカンボみたいにすべすべでもちもちで、ほんのり甘い香りがした。
見てる分には、極上だ。あくまで、見てる分には。
問題は、こいつが電波だってことだ。
具体的にいうと…。

「きゃあ!導きの鏡にが映ってるぅ!」
に導かれていたのね!ううん、知らないけど絶対そう!」
たちは運命で結ばれているのね!ほら、これが愛のあ・か・し♪」
(何だよこれ、リンクパールか…?)

いきなり押しかけてきて喚きちらすわ、

「違いますぅ、シグナルパール♪ の直通回線なんだからぁ!」
(Tellでいいじゃないか…)
「それを使えば、いつでもとお話できちゃうんです!」
「あ、街で会うのだってもちろんオッケー!ランデブーですね!!」
(何だよその懐かしい響きは…)

無理やりリンクパールみたいなものを押し付けてきやがるわ

「あとね、のことは って呼び捨てでいいですぅ♪ 愛されてるって感じがするしぃ〜〜〜」
(愛してねぇよ!)

脳内理論全開でひとりでシアワセになるわで…
そりゃもう、大変よ。


が俺を「運命の人」に選んだ理由は正直、わけがわからない。
「導きの鏡」云々っていってるけど、俺オカルト信じないし。
でもまぁ、細かいこと気にしてたら、冒険者なんてやってらんねーワケよ。
俺を気に入ってくれてるのは間違いないし、俺の言うことはおおむね、素直に聞く。
そしてくどいが、可愛い。スタイルもいい。 これは重要だ。多少性格に難があろうとも。
そもそも、悪意はないんだ。俺にまとわりつくのだって、純然たる好意なんだから。

俺は冒険者としてはかなり名が知れた部類で、自分で言うのもなんだが、金も名声も有り余っていた。
冒険者登録をしたころはどこもかしこも輝いていた世界も、今やすべて、知り尽くしてしまった。
デュナミスも空も、もはや遊び場。 そんなだから、多分、退屈していたんだ。
だからこそ、この危なっかしい電波娘の「保護者」を引き受けてやる気になったんだと思う。

っていうのは実は言い訳で。
こんな電波ゆんゆんでも、俺はのことが嫌いにはなれない。いや、むしろ好き。可愛いし。
なんだかんだ言ってのろけてんじゃねえの?って思ったそこのオマエ。正解。
まぁここは開き直って、俺との最近の出来事を書いてみようと思う。
他人のシアワセがねたましい奴、ラーメン屋の行列に並べない気の短い奴はスルーしてくれ。



付き合い始めて(?)思い知ったのだが、は、驚くほどものを知らなかった。
合成も釣りもできない。伐採もチョコ堀もやったことがないらしい。どこのお嬢様なんだよ全く。

「すごぉい!オレンジがあっという間にジュースになっちゃったぁ!」
「ねぇねぇ、にもやり方教えて〜!」

万事がこの調子だ。
だが、素直な感情表現に、俺に向けられるまっすぐな視線は、見ていて可愛らしくほほえましかった。
無垢っていいなぁ!これから俺が好みの色に染め上げることが出来るってことなんだし!

(ひょっとして、狩りの仕方からパーティの組み方まで全部教えなきゃいけねぇのかな…)

とはいえ、現実的に考えるとやること満載で頭が痛くなるのもまた事実。
とりあえず、今を楽しむことにしよう。
幸いいい天気だったので、俺はをロランベリー耕地に連れ出した。
空は高く、草は緑。日差しも風もキモチイイし、二人でピクニック気分を味わうには絶好のロケーションだが、それだけじゃない。
ここには蜜蝋を落す蜂がうじゃうじゃいる。
たくさん拾えばに錬金術の基礎を教えてやれる、そう思ったわけだ。
ところが。

「ほーら、こっちこっち!!」
何の前触れもなく、いきなりグーブゥーに挑発ぶっかましたもんだから、俺は目ん玉が飛び出るぐらい驚いた。
(おいおい、無理だって!リンクしてるって!ゴブまで来てるって!!100年かかっても勝てねぇよ!! )
俺の予想どおり、というか至極当然の結果というか、
「きゃぁーー!痛いぃー!痛いってばぁー!助けてー!!」
怒り狂ったグーブゥーにボコボコ殴られて、は半泣きになりながら俺のほうによたよた走ってくる。
(バカか、こいつは)
死なれても困るので、とりあえずケアルとプロテスをかけてやってから、罪のないグーブゥーとゴブを片付けた。
素材がでるわけでもない、目的があるわけでもない、まさに虐殺。正直スマンかった。
「ありがとうございますぅーーー!やっぱりの運命の人ですぅーー!一生ついていきますですぅーー!!」
俺の後味の悪さなんて気づきもせず、は目をうるうるキラキラさせ、勝手に腕なんかとって歩き始めた。
「わ、わかったからちょっと離れろって…」
「なーにいってるんですかぁ たちは一心同体ですよっ♪ きゃはっ^^」
(くそうこのバカ女、人の話を聞けよ!)

とかいいつつ、肘のあたりにむっちりした柔らかい肉が押し付けられるのが、悪い気分のわけもなく。
俺は鼻の下をだらーんと伸ばしたまま、を連れてレンタルハウスへ帰ったのだった…。
(ダメだこいつは。危なっかしすぎる)
(まずは座学で、戦術や連携の知識を叩き込まないと、外へだせやしねぇ…)



というわけで。
俺はレンタルハウスでと向かい合って、お勉強モードに入ることにした。
は金も持っていないらしく、安っぽいスケイル装備を愛用している。
太腿のチラリズムがなかなか良いのだが、室内では窮屈そうなので、俺のシアーチュニックを貸してやっていた。だぶだぶのチュニックの袖をまくりあげ、眼鏡をかけて俺の方を見ながらペンを銜える姿は、はっきり言って萌える。首周りも大きすぎるらしく、きっちり釦を留め上げていても、鎖骨がちらちら覗いた。
(い、いかん俺、ベンキョーだベンキョー!)

「じゃあ"シュルツの戦略論"の13ページから行こうか」
俺は邪心を振り払い、平静を装って手元の本をとり、ページをめくった。
「はーい、えっと…かくじょぶのとくせいとあびりてぃについて…?」
は素直に返事をしたが、イマイチ気乗りしなさげに文章を音読する。
「"すべてのじょぶは、れべるを上げることで、そのじょぶを極めた者にしか覚えられない特殊技『じょぶあびりてぃ』を習得していきます。…ジョブレベルをあげれば……"  う〜〜〜ん長いぃー!わけわかんなーい!!」
案の定、ほんの数行読んだだけで、は本を放り出してベッドにばふっとひっくり返っってしまった。
(うわ、投げるの早!!)
半ば呆れつつ、俺は本を拾い上げる。
机から離れ、がぼよんぼよん跳ねるベッドの縁に浅く腰をかけた。
、ちゃんと頑張って勉強してくれないと、どこにも連れてってやれないぞ?」
「えぇ〜〜 昔の人が書いたご本なんて読めないぃ〜」
「じゃ、じゃあ俺が読んでやるから、ノートにまとめながら聴くんだぞ?ほらちゃんと座って」
シュルツの戦略論はには難しすぎたようなので、ミラテテ様言行録を膝の上に広げる。
これなら物語形式だから、ちゃんと理解できるはずだ。
が。
「やーーだ!もう本読むのなんてなんてつまんない!頭パンクしちゃう!!」
「そ…そっか……じゃあ少し休憩しようか……ハハハ…」
俺は内心ため息をつきつつ、ミラテテ様言行録をブックシェルフにしまった。
リンクシェルやパーティでは、出来るだけメンバーを甘やかさない主義の俺だけど、こんなに嫌がってるんだし、仕方ないよな。
今日はまぁ、大目に見よう。

「だいたいはぁ、お外なんかいかなくてもいいんですぅ〜!街の中でお話できるじゃないですかぁ♪」
「いやそりゃそうだけどよ、それじゃいつになっても強くなれないぞ?」
「いいんです、は冒険者じゃないですから♪ 導きの鏡とさえいれば、なーんにもいらないです」
「……」

可愛らしい物言いと潤んだ瞳。それを見ていると、俺も勉強なんかどうでも良くなってきた。
と出会って1週間、いつもこのパターンな気がしないでもないが、その事には目をつぶることにする。
「そ、そうだよな。俺がを導いて、護ってやればいいんだったな」
「そういうことですぅ♪ ねね、だからお勉強なんてやめましょ?」
はベッドから身を起こし、俺の腕に抱きついてきた。
長い睫を伏せ、形のいい唇を心持ち俺の方に突き出してくる。
こうあからさまに「ちょーだい」されたら、しないわけにいかないじゃねえの。



…」
俺はの肩を抱き、ロランベリー色の唇をそっと塞いだ。
「ん…」
は小さく呻きながらも甘えるように俺の下唇に吸い付き、ちゅくちゅく音を立てる。
軽く歯を立て、まだるっこしい刺激を与えてよこしてきた。
リクエストにお答えして、唇を舌先で割り、中に侵入する。
この1週間で、俺はの癖や嗜好をある程度悟った。
歯の裏や歯茎を丁寧になぞってやると、とても悦ぶ。
暖かく柔らかい口の中を存分に味わい、俺に差し伸べられた舌を絡めて吸いながら、身体をベッドに押し倒した。
胸のあたりに、柔らかい乳房の感触が押し付けられる。正直ポイズンリーチなんかに似た柔らかさなのだが、やっぱ女の身体のが全然イイ。リーチは冷たいしぬるぬるしてるし、何か変な液吐くしな。
耳たぶを軽く齧り、首筋に唇を這わせると、腕の中の身体がびくんと跳ねた。
「よくなってきた…?」
シアーチュニックの襟元をまさぐり、釦をあけて手を捻じ込む。
は、小柄なわりに豊かな乳房を持っている。
掌に少し余るほどのボリュームのある柔肉にそっと触れ、下から掬い上げ、軽く揺すった。
「あん…」
白い喉を軽く反らせ、甘い声をあげる
最も敏感な先端を、ほんの少し爪先で掠る。触れた瞬間は柔らかかったのに、二、三度往復させただけで芯を帯び、こりこりとそそり勃った。
「固くなってる…」
俺は勢いよく、シアーチュニックの前合わせをはだけた。
部屋に居る時は下着をつけさせていないので、均整のとれた美しい肢体が、露になる。
形の良いふたつの乳房は、腕のいい菓子職人が作った雪山のロランベリーのようだ。勿論瑞々しいロランベリーのトッピング付。ウエストはきゅっとくびれ、デルフラントペアを思わせる丸みを帯びた尻へと、なだらかな曲線を描いて続いている。
「…やっ……あぁっ……」
は頬を紅潮させて、小さな鳴き声をあげ続けていた。
潤んだ目はとろんとしていて、それでも俺をしっかり映して、時々瞬いた。
俺はあらためて片方の胸を掴み、弾むようなぷりぷりした感触を楽しんだ。
同時に指の間から乳肉がこぼれ、ぐにゅりと淫らに歪む乳房を目で堪能する。
そして、もう片方の乳房に、ゆっくり口をつけた。舌で味わわなきゃ本当の美味みってのはわかんねえし。先端を含み、舌先で転がしてつついてみる。
「…はぁんっ…!」
ちゅく、と音を立てて吸うと、応える様に硬さを増し、存在をはっきりと主張した。
「こっちは…どうかな…」
の薄い茂みを指で梳くと、そこは熱い湿り気を帯びて、俺を待ちかねていた。
ぴったり閉じている筈のスリットは緩み、内側の濃い肉の色が、濡れ光っているのが見て取れる。
俺はそっと、指を差し入れた。
軽く曲げてかき回すと水の音がして、暖かく粘った液体が絡み付いて来る。
「んっ……イイですぅ……」
待ちかねたようにが、腰をくねらせた。
胸の先端同様、敏感に勃ちあがった肉芽を自ら俺の指に、マーキングでもするように擦り付けて来る。
「……指がっ…ゆびがぁ……きもちいいのぉっ…!」
舌ったらずな声で甘えながらの痴態。もっと乱れてほしくて、肉芽を覆う皮を爪先で剥き、激しく動かしてやった。
「んぁっ……イイっ……キモチイイのぉ…」
俺の首筋にすがりつき、歓喜の声をあげる
後ろでちょこんと束ねていた髪がほどけ、くしゃくしゃのベッドの上に乱れて散った。
あーまじヤバイだろ?可愛いだろ? 俺がハマっちゃうのも無理ないと思わねえ?

俺はの脚を持ち上げ、大きく開かせた。
ズボンを脱いで、【TP】【300%】状態のモノを取り出した。
濡れそぼったの秘裂に、ぐりぐりと亀頭を押し付ける。
ぬちゃぬちゃと卑猥な音が響き、じんわりとした快感が立ち上ってきた。
挿れたい!今すぐ!!
幸い、も気持ちは同じだったようだ。
「…んっ……ほしぃですぅ………して……してぇ…!」
銜え込まんばかりに腰を蠢かせながらのおねだりに、気を悪くする男がいるだろうか?いや、ない(反語)。
俺はいたく満足し、一気に挿し貫いた。
「…あぁあぁぁぁっ……」
嬉しそうなの腰を抱きしめ、奥を目指して、ゆっくり確実に、深く突く。
内壁が絡みつき、もぐもぐと食まれる快感の中、先端が突き当たった。
「あんっ あっ いやぁんっ!」
何度かノックすると、は面白いほど悶えた。乳房がたぷたぷと音をたてんばかりに揺れる。
その様をみながら、俺は味わうようにゆっくりと腰を動かした。
最初は熱い胎内をかき回すように、徐々に早く深く。
少し動くだけで、に呑みこまれた俺のムスコがきゅうきゅう締め付けられる。
熱い肉に包まれ、圧迫される気持ちよさときたら!俺は夢中になって、いつしか激しく突き動かしていた。
赤黒い俺が、いやらしく濡れ光るピンク色のの中にずぶずぶと出入りする様子も、たまらない。
「…あんっ…あぁっ…はぁあんっ…!」
奥を抉るたびには喉をのけぞらせて叫び、俺の背中にまわした腕に、力を込めた。
耳のすぐ側で、快楽にうかされるの嬌声が響く。熱い息の感触が頬と首筋にかかって、不覚にもゾクゾクした。
だってよ、マジヤバイんだって。
熱くてキツくて狭いん中で、煽られて急かされて、もう目の前が、白いっていうか落ちる寸前っていうか…。
でも俺は「導く者」なわけよ!ここは意地でも先にイくわけにはいかねえんだ!
「……!」
意識がトびそうになるのを必死で堪え、ベッドとの背中の間に腕を入れる。
きつく抱きしめて、めちゃくちゃに揺すった。すっげえイイ。
「−−っ…!あっ はぁんっ…!あんっ…っ!」
顎を掴んでキスして、口の中全部嘗め回して、乳房も乳首も弄くる。
「ねぇっ……イっちゃってぇっ…もうっ……あんっ…あぁぁっ…!」
が喘ぎ喘ぎ短く叫ぶ。
高い声が一瞬途切れて、そのすぐ後に−−。

「…………っ………!」

俺が放ってしまったのは、まぁ、言うまでもない……。


俺はが、何者なのか殆ど知らない。
も多分、俺のことなんて、何も知らない。
でもそんなこと関係なしに、俺たちは会えてよかった。
ガラにもないけどそんなことを考えちまう俺は、ヤキがまわってるのかも知れねぇなぁ。


これ最後まで読んだそこのアンタ。
多分アンタを「導きの者」だと信じている奴が、すぐ側にいると思う。
え、何のことかわからない?そうだなぁ、俺から言えるのは

「行列には並んでみろ」

それぐらいか?幸運を祈る。






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萌えてらっしゃる方が多いと思いますので、割に甘めの雰囲気にしてみました。
というか、ちょっと降りてくる神様の傾向が最近かわりつつありますよ…鬼畜神さまカモォォォォンン!!


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